2020年07月08日
今日は、浜松市北部の引佐町にある洞窟、竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)でのフィールドワークです。
地理のマイプロで地形についてまとめている生徒からのリクエストです。
洞窟、ゲームの世界みたいでわくわくしますよね!
出発前に、みんなで地図を広げ、今日の目的地、そこに向かうルート、途中でチェックしておく場所を確認しました。
チェックポイントは、犀ヶ崖や静岡大学など、今後のフィールドワークでお世話になる予定の場所です。
確認をし終えたら、車に乗って出発!
生徒たちは、
(1)マーカーで色をつけたルートをたどり、道案内をする
(2)チェックポイントを見つけ、車内から写真を撮る
という指令を受けました。
地図の得意な生徒が中心となり、現在地がどこか、次に曲がる交差点はどこかなど、みんなで教え合っていました。
チェックポイントも、「あったよ!」「どこ?」「うまく撮れなーい」と騒ぎながら探し、道中はとてもにぎやかでした。
心配だった雨もほとんど小雨で、無事に竜ヶ岩洞に到着しました。
ベンチでお弁当を食べた後、いざ洞窟探検に出発です!
入洞してすぐのところにはコウモリの見学コーナーがありました。金網に逆さまになってぶら下がっている姿を間近で見られるのは貴重ですね。
天井からしたたり落ちる地下水に当たり「冷たい!」と言いながらも、涼しい洞窟内を進んでいきます。
雨天だからか、天井からの水滴が多いうえに壁も地面も濡れていて、頭上&足元注意という状態でした。滑ってしまわないように気をつけて歩きました。
少し歩くたびに、さまざまな形の鍾乳石に出会います。
自然が作り上げた芸術的な鍾乳石の景観に、思わず息をのんでしまいます。
途中にある解説の看板でも足を止め、目を通しながら探検していきました。
大きな滝は大迫力!ごうごうと流れる水の音や、飛沫が通路のトタンにぶつかる音で、周りの声はなにも聞こえないほどでした。
流水のはたらきによって不思議なかたちを作る鍾乳石の世界、とっても魅力的でしたよ!
洞窟を抜けたところには資料館があり、生徒たちは今見てきた鍾乳石がどのようにして作られているのかをじっくり学んでいました。
竜ヶ岩洞の歴史も知ることができ、ここを掘り進めた人たちの熱意を感じながらもう一周したい気分になりました。
「この先に空間があるかも!」と探求心を携えて穴を広げていく…ロマンを感じます!
竜ヶ岩洞をリクエストした生徒は、写真をたくさん撮り、満足そうにしていました。
勉強になったようで何よりです!