2021年03月24日

空港&お茶の都ミュージアム

空港&お茶の都ミュージアム だんだんと日差しが暖かくなり、春を感じる日が増えてきました。
今週から、敬愛では「スタートダッシュ講座」と題し、入学に向けた助走期間ということで来年度の新入生も一緒に活動をしています。
ほぼ入学後と同じような時間割で過ごしながら、学校生活や学習についてのガイダンスを受けたり、振り返り学習をしたり、先輩たちも交えてレクリエーションをしたり、少しずつ体と心を慣れさせていきます。
もちろん、フィールドワークもみんなで行きます!


まず最初の目的地は富士山静岡空港です。
広い展望デッキで、お弁当を食べながら滑走路を眺めました。
地元のおじいちゃんたちが何人かいらっしゃったのですが、にわかにカメラを持って動き出したかと思うと、みんな同じ方向を眺めています。
おじいちゃんが「あっちから飛行機が来るよ」と教えてくれました。
だんだん近づいてきて着陸する飛行機、やっぱりかっこいいですねえ!
 

空港&お茶の都ミュージアム 写真を撮ったりじっくり眺めたりと思い思いに過ごしました。
「FDAの機体の色は、全部で16色あるんだよ」とまた地元のおじいちゃんが教えてくれました。
ほかの色もぜひ見てみたいですね!
ターミナルの中で自由時間を取り、空港の様子を見学しました。
 

空港&お茶の都ミュージアム 空港の次は、近くにある「ふじのくにお茶の都ミュージアム」です。
日本のお茶はもちろんのこと、世界中のお茶についても知ることができるお茶の博物館です。
世界各国のティータイムで使われる茶器やカップだけでなく、部屋の様子も再現してあり、旅をしているような気分で施設を見て回ることができました。
お茶の葉を収穫してから加工して出荷するまでに使われる機械が展示されていたり、先日見学に行った茶草場農法についての紹介があったりと、生徒たちは興味深そうに見学していました。
 

空港&お茶の都ミュージアム 素敵な日本庭園と書院造の建物が見学できるのも魅力です!
和の心を味わうことができました。
 


2021年03月19日

修了式

修了式 今日は修了式です。
一年間、一期生として学校を創り上げながら日々の学習に励んでくれました。
実際に自分で出かけて、体験しながらマイプロも作ってきました。
生徒たちの努力が実り、マイプロアワードに応募した2つの作品が特別審査員賞を受賞しました!
表彰は後日行われますので、その様子もまたお知らせしたいと思います。

生徒たちは一年を振り返りながら、楽しかったフィールドワークのことについて話してくれました。
思い出に残るものになっていたようでうれしく思います。
来年度からは後輩も加わり、よりパワーアップした敬愛義塾になることでしょう!

今学期最終日のため、荷物を片づけたり持ち帰る準備をしたりしながら、春休みに向けてウキウキの生徒たちでした。
いいお休みにしましょう!
 


2021年03月17日

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台 今回のフィールドワークは、粟ヶ岳と御前崎灯台です。
粟ヶ岳は、去年の6月に初めてのフィールドワークとして出かけた場所です。
世界農業遺産の茶草場農法が行われている地域です。
御前崎灯台は、静岡県最南端の場所にあります。
伊豆半島よりも南に突き出しているなんて意外ですね!
 

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台 粟ヶ岳では、茶草場農法について学んだり、神社にお参りをしたり、神様が降り立ったとされる巨岩の割れ目を覗いたりしました。
山頂の展望台からの景色がとてもよかったです。
去年のフィールドワークに参加した生徒は、茶草場農法についてみんなに説明してくれました。
勉強したことがしっかり身についていてすばらしいですね!

 

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台 灯台は、残念ながら中に入って見学することはできませんでしたが、どっしりとした存在感があり、海の安全を見守っているんだなあと感じました。
灯台のすぐそばにある見晴らし台からは、雄大な景色を味わうことができました。
 

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台 ただ、とにかく風が強かった!
海風がびゅうびゅうと吹いていて、しっかり立っていないとよろけてしまいそうでした。
時折巻き上げられた砂が当たってちょっぴり痛い・・・
生徒たちは風上に向かって走ってみたり、全身で風を浴びてみたり、なんだかんだと楽しそうにしていました。
思い思いのポーズが面白くて写真を撮ろうとしましたが、構えたタブレットも風を受けてしまい撮影しづらかったです(笑)

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台 少し砂浜に降りてみました。
流木でできた謎のテント?を覗いてみたり、貝殻を拾ってみたり、磯の生き物を探してみたり、寒そうに歩いてみたり(笑)
個性がでて面白いですね。
巻貝の貝殻を耳にあてて、音を聞いている生徒もいました。

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台

FW 粟ヶ岳&御前崎灯台 おまけでお花畑に立ち寄りました。
菜の花が一面に咲いていてとてもきれいです!
お花に囲まれ、穏やかに過ごしました。


2021年03月11日

FW 食虫植物展

FW 食虫植物展 今回のフィールドワークは、ふじのくに地球環境史ミュージアムで開催されている「食虫植物-シンカのからくり-」という展覧会です。

ふじのくに地球環境史ミュージアムは、自然と人間のかかわりをテーマとした博物館です。
静岡県の自然の多様性や食物連鎖のしくみを学びながら、文明発展と自然とのバランス、未来の豊かさの形にも考えを向けることができる展示になっています。
展示の多くは本物の生き物の標本であり、模型よりもリアルに観察ができるのも魅力です。


企画展の部屋に進む前に、常設展も見ていきます。
職員さんが説明を加えてくれることも多く、興味深いお話がたくさん聞けました。
大きな水槽のようなホルマリン保存液槽に展示されている深海のサメ、こんなに大きくてもまだ子どもなんだそうです。
「ここにある穴でお水をろ過して、きれいな酸素だけを取り込んで、いらなくなったお水や不純物はエラから吐き出しているんだよ」という説明を、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。
 

FW 食虫植物展 企画展のほうに進んでいくと、壁一面にウツボカズラの標本がぶら下がっていて、なかなか不思議な光景が広がっていました。
食虫植物と聞くと、ウツボカズラのようにツボの中に落として捕食するものと、ハエトリソウのように虫が乗ったらパクッと口を閉じて捕食するものが代表的に思えます。
しかし他にも、粘液のある葉にくっつけてそのまま捕食するものや、ミジンコなどを食べる水草タイプのものなど、さまざまな種類があることが分かりました。
食虫植物たちの捕食シーンを捉えた映像が上映されていましたが、けっこう瞬発力があって面白かったです。
また、冬虫夏草というものの展示もありました。
これは菌類の一種で、冬には虫などの生き物に寄生して栄養を奪い、温かくなるとキノコとしてのびてくるという生き物です。中国では薬として使用されています。
静岡県には、これらの生き物も含め、希少な植物が生息している割合が高く、多様性に富んでいるということも説明されていました。

普段あまり馴染みのない植物たちの展示に、生徒たちは興味深そうにしていました。
「うちに食虫植物を置けば防虫になるかも・・・!」と検討する声も聞こえましたよ。
来年度の2年生は生物基礎の授業があるので、興味があればマイプロで取り扱ってみても面白いと思います。
 

FW 食虫植物展 休憩コーナーで一休み。
図鑑カフェという名前の通り、図鑑や写真集がずらりと並んでいて、自由に閲覧することができます。
気になった図鑑を開いてみる生徒もいれば、疲れて休憩に専念する生徒も(笑)
体力つけていかないとね!


食虫植物や冬虫夏草の展示はあまり見かけないもので、面白い経験ができたことと思います。
生徒たちが現在興味を持っていることや好きなことを伸ばすのはもちろんのこと、まだ出会っていないものと出会い、興味関心を広げていくことのお手伝いを今後も続けていきたいです。
 


2021年03月03日

ムーミン展

ムーミン展 今日のフィールドワークはムーミン展です。
実はムーミンのことをよく知らないという生徒たち。
確かに、グッズや小物のキャラクターとしては見たことがあるけど、ストーリーなどは意外と知らないかもしれません。


展示は、ムーミンのお話と、それに描かれている挿絵が中心でした。
本の挿絵ということで、思っていたよりもだいぶ小さな絵が飾られていて驚きました。
スマホの画面の半分くらいの大きさでしょうか。
近くに寄ってまじまじと見てみたくなりますが、生徒たちは「足元のテープをはみ出して近づかないでね」という注意事項を守って、お行儀よく鑑賞していました。
また、ポスターや広告、生活雑貨などにデザインされたムーミンたちの展示もあり、さまざまな場面で愛されているキャラクターなのだなと感じました。


作者のトーベ・ヤンソンさんがフィンランド出身ということもあり、ムーミン雑貨のデザインは北欧テイストのものが多かったです。
最近流行りの北欧デザインについてマイプロで調べてみるのもいいなと思いました。


さすが世界で愛されるキャラクターというべきか、平日にしては少し人が多く、時間が少し足りなくなってしまいました。
中には全部回りきれた!という生徒もいましたが(笑)
すべてを見て回ることはできませんでしたが、イラスト・美術の面、デザインの面、広告の面など、今後の学習の端緒になるポイントはたくさんあったかと思います。
 

ムーミン展 また、美術館に行く前に、駿府匠宿という体験工房の施設に立ち寄り、見学させてもらいました。
染物や竹細工、陶芸など、工芸の体験ができます。
完成品の販売コーナーもあり、見ているだけでも楽しいところです。
和風の建物や庭園がとても落ち着く雰囲気を作っています。
今後、伝統工芸に興味のある生徒がいれば、ぜひ体験をしたいなあと思います。





カレンダー
«   2024年04月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最新の記事

カテゴリ

月別の日記一覧

  • RSS
  • RSSとは


タグ一覧

投稿者一覧


このページのトップへ

Copyright (C) Reiwa Sakura Koutou Gakuin 2019. All Rights Reserved.